HOME国分寺(殿ヶ谷戸庭園)

国分寺とは奈良時代の聖武天皇が国家鎮撫を願い、国分尼寺とセットで全国各地に建立した国家的プロジェクトだ。
正式名称は、国分寺が金光明四天王護国之寺、国分尼寺が法華滅罪之寺といい、それぞれ東大寺と法華寺を総本山にしたという。
現在も、東京の国分寺に国分寺という寺院はあるが、律令制の終焉とともに衰退した当時の武蔵国分寺とは違うものであるらしい。
今回は、国分寺駅から、その国分寺までを歩いてみる。
その後は、同じJR中央線沿線の、吉祥寺というお寺がない吉祥寺に移動し井の頭公園へよって行く。


Today's Lineup
国分寺駅殿ヶ谷戸庭園お鷹の道遊歩道→ 真姿の池湧水群武蔵国分寺跡資料館武蔵国分寺国分寺公園国分寺駅
吉祥寺駅井の頭公園吉祥寺駅


殿ヶ谷戸庭園


国分寺駅の南口を出ると、すぐ見えるような場所に殿ヶ谷戸庭園がある。
殿ヶ谷戸庭園は、大正生まれの日本庭園で三菱の岩崎家ゆかりの場所として知られている。
他にも、東京都の庭園では、池之端の旧岩崎邸庭園と深川の清澄庭園は明治期に岩崎家が所有した物件として有名だ。
殿ヶ谷戸庭園は、当初、江口定条の別邸だったものを岩崎彦弥太が別邸として買い取ったのだという。
江口定条という人物は、三菱の理事や南満州鉄道の副総裁を務めた人物で政界に進出している。
岩崎彦弥太は、戦後のGHQによる財閥解体に見舞われなければ、本来は三菱財閥の4代目になるはずの人物だった。


園内は芝と雑木林の間を小路が通っている。



竹林とモミジの間を歩く。



竹林を抜けると崖下に出てくる。
池の中央には、冬の風物詩の雪吊りがある。
(右)湧水源だとある。国分寺崖線(通称ハケだとか)の湧き水で縄文人も飲んだような事が書いてある。



(左)池を囲むモミジ。
(右)崖を段になって落ちる滝。



この次郎弁天池の周りは、紅葉の名所として知られる場所だという。



崖の上には茶室の紅葉亭がある。
名前の通り、ここから、池を眺める設計であるのは明らかだ。



(左)鹿おどし。当たり前だが、それなりに大きい音がする。



崖の下から紅葉亭を見上げてところ。



まだ緑の木も目立つが見頃な季節に入ったと言ってよいだろう。



昭和の初期に岩崎彦弥太が建てたという洋風邸宅。今は、ちょっとした展示施設となっている。



殿ヶ谷戸庭園を後にする。
(右)受付の建物。



このページのTOP   日帰り歴史スポットTOP   次へ >>