中院
「中院」に来た。
現在は、独立した寺院のようだが、山号は「喜多院」と同じく「星野山」だ。
元々は、無量寿寺という寺院の「中院」と「北院」で名前の通り、当時は「中院」が中心的な施設であったらしい。




喜多院
仙波東照宮から喜多院の境内へと入る。
喜多院境内にあるこの東照宮は、日光・久能山と共に日本三大東照宮に数えられる由緒ある建物だ。


「喜多院」の建造物は文化財級のものばかりで、そんなところからも当時のステータスの高さが伺える。
(左)重要文化財の慈眼堂。
(右)重要文化財の鐘楼門。


天海僧正ゆかり寺院として有名な喜多院の見所は、客殿(徳川家光公 誕生の間)・書院(春日局化粧の間)であるが、ここは、前回も見学しているので、今回はパスする。
(左)県の有形文化財の慈恵堂。
(右)県の有形文化財の多宝塔。


(左)小江戸川越七福神 大黒天。
(右)土産物屋の前に屯するハト。


山門を出たところに「日枝神社」がある。
とても小さな神社であるが、ここも重要文化財に指定された由緒ある場所で、
「赤坂氷川神社」は、ここから分祀されたものであるという。


日枝神社を後にする。

何やら賑わいを見せるのは「成田山川越別院本行院」の境内だ。
骨董市のようだが、結構な人を集めている。
嘉永6年の創建の本行院は、明治10年に成田山系列の寺院となり、七福神の恵比寿神も祀っているという。




この後は、川越城本丸御殿に向かう。

