今回のルートは、北鎌倉から鎌倉に向かい江ノ電で江ノ島に至るという定番のもの。
このコースは、PART1で周ったものとほぼ同じであるが、この日は意外に時間に余裕がなかった。
あまり、多くは回れなかったが、年の瀬の鎌倉を再び歩いてみた。
Today's Lineup
北鎌倉駅→
円覚寺→建長寺→鶴岡八幡宮→
鎌倉駅→→ 長谷駅→
長谷寺→
御霊神社→
極楽寺駅→
→江ノ島駅→
江ノ島→
江ノ島駅→→大船駅
北鎌倉の駅を出ると、静かな、とても寒い(冬なので)山の谷間だ。
必然的に、北鎌倉の寺院は山腹に境内が広がっており、東側には円覚寺・明月院・建長寺、西側には東慶寺・浄智寺などが並ぶ。
鎌倉という地名に違わず、いずれも、ルーツを鎌倉時代に求める古刹である。
まずは、駅を降りたところにある鎌倉五山の2番目 円覚寺へと入っていく。
円覚寺は、北条時宗により創建された鎌倉幕府ゆかりの寺院だ。
階段を上がった先に聳える山門は、天明5年(1785年)再建されたものだという。
仏殿の釈迦如来像と天井に描かれた白龍図。
方丈の門。書院や庫裏と言った建物で構成されているようだ。
方丈の庭園。冬は、ちょっと殺風景に見える。
(左)妙香池。夢窓疎による作庭と伝わる庭園の遺構であるという。
(右)弁天堂へと階段を上がる。
弁天堂の龍の彫り物。
高台にある弁天堂付近は、見晴台となっている。
正面、やや左手の山間には、縁切り寺 東慶寺の境内も見える。
景色は良くて何よりだが、この日は、とにかく寒かった。
(左)ちょうど、東慶寺を見下ろす位置にある茶屋で休憩。
(右)茶屋から見える富士山。風のある寒い日なので良く見える。
円覚寺を後にして、時期はずれの明月院は飛ばし、建長寺へと向かう。
もっとも、アジサイの時期に訪れたことはないのだが。
途中、煎餅屋で焼きたて煎餅を食べながら、鶴岡八幡宮(鎌倉)まで続く一本道を歩く。